Feature
丹後の対応力
後継者続々04
次代の担い手へのリレー
丹後では40代を中心に、経験と活力を兼ね備えた人財が、多くのものづくりの現場を支えています。近年、親から事業を継いだ40代の経営者も増加しており、当面の将来性が担保されている企業も多く存在します。また丹後には機械金属分野を専門コースとして持つ工業高校もあり、組合事業として産高連携での授業を行うなどして、10代・20代の人財確保も積極的を強く推進しています。その結果、近年では20代の職人も徐々に増加しています。
Uターン者も移住者も
現在、全国的に人材不足が課題となっておりますが、丹後地域も例外ではなく、やはり大きな課題です。しかし、1つの兆しもあります。昨今、ライフスタイルや価値観の多様化や、コロナの影響などによる地方の見直しといった流れもあり、地元出身のUターン者や移住者が機械金属業界に就職するするケースも見られるようになりました。ごく一部を除き、丹後で新たに機械金属業界に就職するのはほぼ日本人です。業界の担い手はこの地域の担い手でもあり、大切に育てていくべき存在です。
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